衆院は24日の本会議で、環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)承認案件と関連法案を審議する特別委員会の設置を議決した。
参院で2016年度予算案を審議中のため、特別委での実質審議入りは4月となる見通し。与党は今国会会期末(6月1日)までに成立させる考えだが、会期中に大型連休や国際行事もあり、審議日程はかなりタイトになりそうだ。
この日の本会議後、TPP特別委を初めて開催し、委員長に自民党の西川公也元農林水産相を選出。西川氏は「円滑に審議を進め、早期の衆院通過を図りたい」と記者団に述べた。
関連法案は、畜産農家の経営安定化対策など11本。与党はTPPを成長戦略の柱と位置づけており、夏の参院選でも政権の実績としてアピールする考えだ。
法案審議は、安倍晋三首相が核安全保障サミットから帰国後、4月5日の衆院本会議から始まる見通し。