内閣府が6日発表した2月の景気動向指数(2010年=100)は、景気の現状を示す一致指数が前月比3.2ポイント低下し110.3となり、2カ月ぶりに悪化した。トヨタ自動車がグループ会社工場の爆発事故で減産したことが響いた。水準は13年8月以来、2年半ぶりの低さ。
下げ幅は消費税増税の14年4月(前月比3.1ポイント低下)をわずかに上回り、東日本大震災が起きた11年3月(前月比6.6ポイント低下)以来の大きさとなった。
ただ内閣府は基調判断を「足踏みを示している」とし、9カ月連続で据え置いた。過去数カ月の動きを踏まえて判断するためだと説明している。
景気動向指数は生産や消費などの経済指標を統合して算出する。構成指標のうち、鉱工業生産指数や鉱工業用生産財出荷指数など6指標が一致指数を押し下げた。中国経済の成長減速による、電子部品の生産伸び悩みも影響した。