10%への消費増税を提言 OECDのグリア事務総長「将来的には15%に」

2016.4.13 12:46

 政府は13日、5月の主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)を見据えて世界経済情勢に関する意見交換を行う「国際金融経済分析会合」の第5回会合を開いた。講師として出席した経済協力開発機構(OECD)のアンヘル・グリア事務総長は来年4月の消費税率10%への引き上げについて、「経済状況が許せば予定通り行うべきだ」とし、「将来的には15%まで引き上げるべきだ」と提言した。

 グリア氏は、日本の公的債務は大きく、財政再建を進めるためには消費税増税が必要だと強調。10%への引き上げは、経済状況が良くなければ「毎年1%ずつの段階的な引き上げを2回連続で行うことが望ましい」と述べた。増税の影響を和らげるため、財政政策が必要だともした。

 一方、OECD諸国の付加価値税が平均20%であることなども踏まえ、「日本も少なくとも15%に引き上げる必要がある」と説明。そのさいも、消費への悪影響を抑えるため「年1%ずつの引き上げが最善だ」とも話した。

 安倍晋三首相は、サミット前まで複数回開かれる分析会合を踏まえ、経済対策策定や消費税増税の可否を判断するとみられる。

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。