29日のシドニー外国為替市場で円相場は対ドルで急騰し、一時1ドル=107円台前半をつけ、2014年10月以来約1年半ぶりの高値を記録した。日銀の追加金融緩和見送りを受け円高が加速、107円25銭まで上げる場面があった。節目の105円突破が視野に入った。急激な円高は輸出関連企業の収益を圧迫するなど日本経済に悪影響を与えかねず、政府・日銀に対応を求める声が出そうだ。
28日の米国株が大幅下落し投資家がリスクを回避する姿勢を強めたことも、比較的安全な資産とされる円の買いを誘った。
29日の東京市場は祝日のため休場。(共同)