景気のもたつき浮き彫り 3月の主要経済統計出そろう (2/2ページ)

2016.4.29 05:00

 家計が生活防衛のために節約志向を強める中、3月の小売業の販売も“壊滅”状態だ。3月の全国百貨店売上高(既存店ベース)は前年同月比2.9%減と2カ月ぶりに前年水準を割り込んだ。3月の全国のスーパー売上高(同)も0.3%減と4カ月ぶりにマイナスになり、主要コンビニエンスストア9社の売上高も0.1%減と、1年ぶりにマイナスに転落した。

 節約志向でモノが売れないので外食を中心に集客のために値引きをする動きも広がり、日銀の思惑通り物価が安定的に上昇する見通しは立っていない。生産活動も、3月は鉱工業生産指数が2カ月ぶりに上昇したが、熊本、大分両県での地震影響で減速が確実だ。SMBC日興証券の宮前耕也シニアエコノミストは「足元は消費の停滞が続き、熊本地震で生産も下押しされるリスクが高い」と指摘。日本経済を力強く引っ張る牽引(けんいん)役は見当たらない。

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。