また、「日銀が金融機関への貸し出しにマイナス金利を適用する」との一部報道を受け、投資家は3メガバンク株を買い増していた。
マイナス金利での貸し出しは、日銀からお金を借りた金融機関が日銀に利息を支払わなくて済むどころか、利息を受け取れることを意味する。市場では「銀行の収益が改善する」と好感されたが、こうした措置は見送られ、28日の東京株式市場では3メガの株価が軒並み6%程度も下落した。
マイナス金利による銀行の利ざや縮小懸念は根強いが、黒田東彦総裁は同日の記者会見で「金融政策は金融機関のためではなく、日本経済全体のためにやっている。金融機関の収益は歴史的に高い水準を3年間維持している」と反論した。