消費増税2年半先送り 腰折れ回避も好転保証なく (2/2ページ)

2016.5.31 05:00

 海外経済や金融市場の動向を政府がコントロールするのは不可能で、19年10月に好転しているか予測するのも難しい。市場では、増税に備えて内需を強化し、外部要因に左右されない、強固な経済状況を作るべきだとの声が上がっている。

 SMBC日興証券の牧野潤一チーフエコノミストは「企業が賃上げを続けることなどで、消費意欲の向上につなげるべきだ」と主張。このほか、成長戦略や規制改革を進めて民間投資を加速すべきだとの声や、社会保障制度改革を進めて若者の将来不安をなくし、消費喚起につなげるべきだとの意見もある。

 国内経済に関しては、20年の東京五輪前の特需を期待する声もある。ただ、どの程度のプラス効果があるのかは不透明だ。経済の強化に失敗し、再び増税延期に追い込まれる事態になれば、日本の財政規律に対する信認は失墜が免れない。

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。