◆世界の機関と連携
我々は季節性インフルエンザ大流行の脅威に直面しており、それはまた我々の保健システムに難題を突きつけている。入院を必要とする患者には高齢者が多い。このため、毎年発生する季節性インフルエンザについては免疫をつけるためのワクチン集団接種を奨励している。
我々はインフルエンザ関連計画の改善を続けており、グローバルな視野で、可能な限り国際保健ネットワークを維持できるよう取り組み、疾病の予防、早期検出、迅速な対処など他国と手を携えて世界的な健康安全保障を促進していく考えである。そのために、米国が主導する世界健康安全保障アジェンダ(GHSA)や、WHO、国連食糧農業機関(FAO)、世界動物保健機関(OIE)などと連携し、IHRのような広範なサポート体制や獣医サービス能力向上のための取り組み(PVS Pathway)などの健康安全保障の枠組み作りを目指し、医学と獣医学が協力し、感染症対策に取り組むための統合システムの構築を促進していくつもりである。
この多国間かつ他部門のアプローチは、感染症と戦うために欠かせない。同時に我々は国際社会とのよりよい協力関係を望んでいる。最善な政策に基づいて、よりよい感染症対策を実践していかなければならない。我々は生物媒介性の疾病予防のための研究機関を台湾南部に設立し、地方自治体の予防の取り組みを支援していく計画である。