感染症は、どこにでも簡単に発生し、そのことは特に専門家にとって目新しいことではない。グローバルな健康安全保障の確立には、あらゆる人々が、このような感染症に対処する最適な予防方法を備えることが必要となる。
台湾は今後も2国間もしくは多国間における研究協力を続けていく所存である。我々は、アジア太平洋および東南アジア諸国が自国での対応能力を強化できるよう支援を提供できる用意がある。
そして、我々の積極的な国際舞台への参加により、世界の健康安全保障は、意思疎通の阻害や透明性の欠如による致命的な欠点がなくなることが期待されるであろう。
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【プロフィル】林奏延
りん・そうえん 台北医学院(現・台北医学大)卒。米ニューヨーク州立大、米テキサス大学で学ぶ。台湾感染症医学会理事長、衛生福利部政務次長などを経て今年5月20日、衛生福利部長(日本の厚生労働相に相当)に就任。