熱中症予防強化月間がスタートした1日、渋谷区のJR渋谷駅前で「熱中症予防声かけ出陣式」が開かれた。環境省など官民で取り組む「熱中症予防声かけプロジェクト」が主催。巣鴨地蔵通商店街、上野動物園など各地で熱中症予防を呼び掛ける。
出陣式は猛暑で知られる群馬県館林市や埼玉県熊谷市など全国16自治体で同時に開催。渋谷駅前には16自治体や環境省、農林水産省などののぼりが掲げられた。
環境省の担当者は「水分と塩分補給を欠かさずに」と呼び掛け、熱中症の危険度を示す「暑さ指数」を同省ホームページで公表していることを紹介。気象予報士の長谷部愛さんは「猛暑日が7、8月でかなり出る。9月も気温が高い予想で、夏が長引きそう」と、高温への注意を促した。