21世紀型のインフラ整備
中長期的な経済成長を図るため「21世紀型のインフラ整備」を打ち出す。4年後の目標に掲げた「外国人観光客4千万人時代」に向け、大型クルーズ船が寄港できる港湾整備などを推進。東京五輪・パラリンピックに先立ち、首都圏の空港機能も強化する。
「攻めの農林水産業」では、農産品の加工施設の整備や通関手続きの簡素化などにより輸出額1兆円を目指す。環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)を踏まえ、次世代の担い手育成や農地の大区画化も進める。
また「リニア中央新幹線」は平成57年予定の名古屋-大阪間開業を最大8年間前倒しするため、JR東海に対する財政投融資を実施する。このほか、介護現場へのロボット導入や人工知能の研究拠点整備など「生産性向上」を加速するほか、日本企業による鉄道などの「インフラ輸出」への支援も強化する。
英EU離脱対応
英国の欧州連合(EU)離脱問題などにより経営環境の不透明感が増す中小企業に対し、経済対策では資金繰りや競争力強化につながる支援策を並べた。急激な円高や欧州進出企業との取引縮小の影響を抑えるため、万全を期す構えだ。