築地市場問題で小池都知事会見(1)「都民ファーストの視点から、3つの疑問点」 (4/4ページ)

会見を開き築地市場移転の延期を表明する小池百合子東京都知事=31日午後、東京都新宿区の東京都庁(寺河内美奈撮影)
会見を開き築地市場移転の延期を表明する小池百合子東京都知事=31日午後、東京都新宿区の東京都庁(寺河内美奈撮影)【拡大】

  • 会見を開き築地市場移転の延期を表明する小池百合子東京都知事=31日午後、東京都新宿区の東京都庁(寺河内美奈撮影)

 《3つの疑問点がモニターに映し出され、要点や課題について数字に基づいた説明が続く》

 《なかでも、小池氏が問題視したのは、敷地内の約200カ所で継続的に行っている地下水のモニタリング調査の完了を待たず、豊洲市場の開場を迎えることだ。これまでの7回の調査では環境基準を下回る数値ではあったが、最後の調査は開場後の11月18日に始まり、結果が出るのは来年1月ごろだ》

 「言うまでもなく、新市場は、生鮮食品を扱う場でございます。だからこそ、849億円もの費用をかけて土壌対策基本法に則して対策を実施してまいったところでございます。地下水のモニタリングに関しては、第1回が平成26年11月に行われました。なぜ、2年間のモニタリングの終了を待たず豊洲新市場を開場するのか。安全性は大丈夫かという話になるわけであります」

 「法律上の問題はないということですが、私は環境大臣の経験もございますし、生鮮食品を扱う以上、消費者の目線、都民ファーストの感覚を大切にしなければいけないと考えます」

 《モニターにはモニタリング調査結果の数字が映し出され、小池知事は厳しい表情で数字についての説明をする》

=(2)に続く