
全国の高速道路に割り当てられる路線番号表示のデザイン案(国交省提供)【拡大】
「東名」「名神」など名称による路線表示が一般的となっている日本の高速道路に路線番号を割り当てようと国土交通省は9日、番号割り当てのルールを検討する有識者会合で提言取りまとめに向けた最終案を提示した。アルファベットと2ケタ以内の数字で全体を表現、急増する訪日外国人ドライバーにも分かりやすい道路案内を目指す。
最終案では割り当てルールとして、(1)2ケタ以下の番号の国道に並行する高速道路は「E」+国道番号(2)さらに並行する高速道路は(1)+「A」(3)都市部の環状道路は「C」や「R」+数字(4)3ケタ番号の国道に並行する高速道路は「E」+近接する国道番号で調整(5)その他は国道では欠番になっている59以降の番号を割り当てる-とした。
ルールに従った場合、東名と名神は「E1」▽新東名は「E1A」▽東京外環道は「C3」-などとなる。