
橋下徹氏が大阪府知事時代に購入した第2庁舎「咲洲庁舎」。いまなお赤字続きの「お荷物」となっているが、橋下維新の〝象徴〟を手放すわけにはいかず、今ではホテル転用案も浮上している【拡大】
大阪は外国人旅行客(インバウンド)が増加しており、ホテル転用が庁舎の空室改善に加え、慢性的なホテル不足に一役買う“一石二鳥”の策になる可能性もある。だが、府が望みを託すホテル転用についても不安の声が漏れる。
ホテルに転用する予定なのは庁舎7~17階だが、ある府議は「庁舎は日本有数の高さからの眺望が売りのはず。せっかくなら高層階に入居してもらうべきだ。このままでは中途半端に終わってしまう」と現状の府の計画に疑問を呈す。
「大阪市民の税金1200億円をかけたビル。何とか使おうよ」
9月2日、府幹部らが集まる会議で松井氏はこう呼びかけた。
「ベイエリアの司令塔」として輝くのか、「お荷物タワー」と成り下がってしまうのか。橋下維新のシンボルタワーの行方に注目が集まる。