「週5回」「1日3回」…即席ラーメン消費、韓国が世界ダントツ1位のワケ (2/5ページ)


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  • 韓国シェアトップを続ける激辛味の「辛ラーメン」(農心提供)
  • 韓国内のシェアトップを続ける激辛味の「辛ラーメン」(農心提供)
  • インスタントラーメンを具材として使うプデチゲ(韓国観光公社提供)
  • 韓国の即席麺の数々。右上の黄色い包装の商品がスープなしの具材用

 千圭さんに、食事はインスタントラーメンだけで足りるのか聞くと、やはり「最後はスープにご飯を混ぜて食べる」と話した。韓国料理は汁物が主菜であることが多い。日本では行儀が悪いが、汁にご飯を入れる食べ方は普通だ。

 雨が降ると食べたくなる、兵役時代の思い出も

 女性はどうだろうか。

 「1週間に4回」と答えたのはソウル市のメーキャップアーティスト、方想敏(パン・サンミン)さん(33)だ。「毎日ご飯だとあきてくるでしょ。簡単に食べたいときに」と説明する。酒や脂っこいものの後に食べるというのはほかの人と同じだったが、「雨が降ると欲しくなって。寒いからかな」とちょっと変わった回答をした。韓国のポータルサイトで検索すると、同じ内容の書き込みがあった。

 ところで、韓国では、興味深いことに、インスタントラーメンは男性の兵役の思い出とつながっている。

 釜山市のコーヒーショップ経営の男性、李東贊(イ・ドンチャン)さん(37)は「今は週に1回だけしか食べませんけど、兵役で軍隊にいた頃は、3、4回食べた。ほかにおいしいものがなかったのでね」と振り返った。補給品の中にインスタントラーメンがあり、「思い出の味。軍隊時代とラーメンがつながっている」と述懐した。

 首都圏の水原市からやってきた男子大学生、安修用(アン・スヨン)さん(21)は3週間前に軍隊を除隊したばかり。「入隊前は1カ月に1、2回しか食べなかったんですが、入隊後週に3、4回食べるようになった」という。「軍隊の食事はまずい。みんなで会食するときも、冷凍食品とかインスタントラーメン。軍隊とインスタントラーメンは切ってきれない」と打ち明けた。

 1人当たりの消費量は、アジアがベスト10独占

 「インスタントラーメン産業の健全な発展に資することを目的」にチキンラーメンを考案し、日清食品を創業した故安藤百福氏(1910~2007年)が中心となって設立された「世界ラーメン協会」。日清食品ホールディングスなど世界25カ国・地域の即席麺メーカーを含む約170社が会員になっている。

2位以下はインドネシア、ベトナムと続き…