そのためには、いつもとは違うことをしてみることをおすすめする。いつもと違う慣れないことをすると、間違える機会が増えるからだ。駅で困っている外国人を見かけて、いつもなら気になりながらも素通りしている人は、今日は“May I help you?”と声をかけてみる。知らないところに行くときにカーナビを使っているのであれば、今日は人に聞きながら目的地に向かうのもいい。まずは、いつも利き手で持っている箸を反対の手に持ち換えてみるだけでもいいと思う。
「間違ってはいけない」「うまくやらなければ」という思い込みから解放されると、英語が話せるようになる。間違える度に「おめでとう!」と自分に拍手を送るぐらいがちょうどいい。英語を学ぶ方には、そんな気持ちで新年を迎えてほしい。
Have a happy new year!
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【プロフィル】鈴木マグラクレン美保
すずき・まぐらくれん・みほ 1974年静岡県生まれ。ベター・ライフ・コーチング代表。「つながる」をキーワードに企業・大学・自治体などで、異文化コミュニケーション、ダイバーシティ、英語関連の研修講師を務める。TOEIC960点、全国・講師オーディション2014奨励賞受賞、米Gallup社ストレングスコーチングコース通訳(2014、15)。