
金融政策決定会合のため、日銀本店に入る黒田総裁=31日午前【拡大】
今春闘に関しては雇用情勢の改善などを挙げ、企業に賃上げを求めた。
日銀は決定会合後に公表した「経済・物価要請の展望(展望リポート)」で2017年度の経済成長率の見通しを従来の1・3%から1・5%に引き上げた。黒田総裁は「海外経済の上振れや円安方向への動き」を理由に挙げた。
17年度の物価上昇率は従来の1・5%のまま据え置いた。日銀は物価の上昇基調は変わっていないと判断し、短期金利をマイナス0・1%、長期金利は0%程度に誘導する現状の金融緩和策を賛成多数で維持した。