【マネー講座】《投信を知る》(4)〈世界株式投資のカギ〉グローバル分散投資の重要性 (2/5ページ)

 ここからは実際のデータを用いて「資産配分」と「国・地域の分散」の効果を確認していきましょう。

資産分散とグローバル分散を行った際の投資効果

 図は、個別資産と、各資産へ均等に配分したポートフォリオ(分散ポートフォリオ)について各年のパフォーマンスと順位を表しています。

 ここでご注目頂きたいのは、各年で個別資産の順位が大きく変化している点です。これは様々な要因により各地域の経済状況や金融政策、各資産の需給関係などが変化をしていることが考えられますが、変化のもととなる様々な要因を将来にわたって予想することは難しく、個別資産だけに投資する場合、パフォーマンスは不安定になりがちです。一方で、分散ポートフォリオのパフォーマンスに目を向けると、どの年も概ねランキングの中間に位置しています。

 つまり、値動きの異なる複数の資産や、経済状況の異なる国・地域に分散投資を行った場合、最終的なパフォーマンスは個別資産を単体で保有するよりも安定するわけです。これこそが分散投資の効果です。

パフォーマンスの向上も期待できる