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ドコモ「独り負け」状態、顧客争奪戦さらに激化 iPhoneでKDDI攻勢

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ドコモ「独り負け」状態、顧客争奪戦さらに激化 iPhoneでKDDI攻勢

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KDDIの「auショップ」。iPhone5で新規顧客を伸ばしている=東京都渋谷区  顧客争奪バトル

 国内携帯電話大手3社が7日発表した9月の携帯電話・PHS契約数によると、通信会社を変更しても同じ番号が使える「番号持ち運び制度(MNP)」でソフトバンクの転入超過数が昨年10月以来、11カ月ぶりに1万件を下回った。

 9月21日に発売した米アップルのスマートフォン(高機能携帯電話)「iPhone(アイフォーン)5」で、KDDI(au)が攻勢をかけているためで、両社の顧客争奪戦が今後、さらに激しくなりそうだ。

 ソフトバンクの9月のMNP実績は1200件の転入超過とかろうじて転出超過は免れたものの、8月の1万500件の転入超過から大幅に悪化した。

 これに対しKDDI(au)は9万5300件の転入超過と好調で、12カ月連続のトップとなった。

 “独り負け”

 アイフォーン5の投入効果に加え、固定と携帯のセット割引なども利用者の獲得につながったもようで、ソフトバンクからの乗り換えは「8月比で約3倍に伸びた」(広報部)という。

 またNTTドコモは、アイフォーン5を販売するソフトバンクとKDDIの競争のあおりを受け、9万5200件の転出超過と「独り負け」の状態。

 ここ3カ月の転出超過は6月が6万3400件、7月が5万6700件、8月が4万3300件で推移していたものの、「5」の発売の影響により一気に膨らんだ。

 純増数

 一方、新規契約数から解約数を引いた9月の各社の純増数は、ソフトバンクモバイルが32万200件で9カ月連続の首位。

 2位のKDDI(au)は22万4900件、3位のNTTドコモは15万8600件だった。

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