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「モンハン」発売延期、カプコン株大幅下落 年初来安値に
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「東京ゲームショウ2012」では最大規模の出展となったカプコン。新作の「バイオハザード6」と連動して映画を紹介するブースも登場した=9月20日、千葉市・幕張メッセ 東京株式市場で20日、カプコンの株価が大きく下げている。一時、前日終値比15%を超える下げ幅となる1250円まで下げ、年初来安値を更新した。前日発表した、ベストセラーソフト「モンスターハンター」の次回作の発売時期延期とそれにともなう業績下方修正を受けて、大きく売られている。
午前9時40分ごろには1300円台を回復したが、それでも1476円あった前日終値からの下げ幅は10%を超える。10%超の値下がりは同社だけで、20日の東証1部の値下がり率トップを走っている。
カプコンの19日の発表によると、“モンハン”シリーズの次回作となるニンテンドー3DS用ソフト「モンスターハンター4」は来年3月発売予定で、今3月期の売上高と利益に大きく貢献するはずだった。
しかし「一層のクオリティアップを図るため」(同社)、来年夏ごろまでの発売延期を決めた。
さらに「バイオハザード6」の伸び悩みも加わって、2013年3月期の業績見通しを下方修正。連結営業利益は58億円少ない100億円へと36.7%も引き下げた。前期比でも18.8%の営業減益となる。最終利益予想も65億円へと33.7%引き下げた。