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【直球緩球】三菱UFJモルガン・スタンレー証券・豊泉俊郎社長 品質・生産性・成長性で拡大
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--今年はリストラ効果と相場上昇で収益改善が見込まれる
「(構造改革で)当社は今や1人当たりの純営業収益では業界トップだ。日経平均株価が8千~9千円でも赤字にならない体質になった。7月の参院選で長期安定政権となり、デフレ脱却のために有効な施策が出てくれば、1万3千円もあり得るし、当社の収益も拡大するだろう」
--これまで店舗改革に取り組んできた
「小規模支店を減らす一方、預かり資産が1千億円程度の大規模支店を増やしている。個人向け営業は個室でじっくり話をする方向に変わってきている。魅力ある商品をこちらから提案するコンサルティング営業にも力を入れている」
--M&A(企業の合併・買収)分野で米モルガン・スタンレーと三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)の提携効果が出始めている
「モルガンは海外の法令対応や投資家ニーズに精通し、MUFGはつなぎ融資の必要が生じた場合に資金をすばやく供給できる。互いに協力し、融資からM&A助言までトータルに提供すれば成功率が高まる」
--日本企業による海外でのM&Aが目立つ
「業界再編の動きが続いており、日本企業同士のM&Aも急になくなるわけではない。商品・サービスの品質と、効率よく収益を生み出す生産性、新分野に積極的に挑戦する成長性の3つを武器にM&A助言で新規案件を獲得したい」(井田通人)