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アクションカメラで感動共有 「自分目線」でブーム、新機種続々
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自転車のハンドル部分に取り付けて撮影を楽しめるソニーのアクションカメラ アウトドアスポーツを楽しんでいるシーンを自分の目線で撮影できる「アクションカメラ」の売れ行きが伸びている。
サイクリング中の風景やサーフィンの波乗りのシーンを交流サイト(SNS)に投稿して、生中継のように伝えられることから人気に火が付いた。電機各社は従来のビデオカメラにない魅力をアピールし、ユーザーの囲い込みを競っている。
パナソニックは1日、「HX-A100」(想定価格約3万円)を発売し、後発ながらもアクションカメラの分野に参入。
本体から分離したカメラ部分を付属のフックで耳などにかけ、手元で本体を操作できるのが特徴。公衆無線LAN「Wi-Fi(ワイファイ)」を活用して「Ustream(ユーストリーム)」などの動画配信サイトに投稿すれば、友人らと「リアルタイムで感動を共有できる」という。年間1万2000台の販売を計画している。
先行メーカーも付属品の追加投入などで応戦している。ソニーは4月、サーフボードや犬の胴回りにアクションカメラを取り付けるためのアクセサリー8種類を発売した。
12年10月に発売した「HDR-AS15」(実勢価格約2万9800円)の販売台数は当初計画の約2倍で推移。製品1台当たりのアクセサリー装着率は平均で120%と高く、「カメラとアクセサリーを組み合わせ、幅広い撮影シーンに対応できる」として、新規ユーザーの取り込みを目指す。
ソニーによると、アクションカメラの国内販売台数は12年度の約3万台から、13年度は約5万台に膨らむ見通しという。
JVCケンウッドの「アディクション」(同約2万円)は防水や耐衝撃、防塵(ぼうじん)、耐低温などの性能を充実。12年7月の発売以降、ほぼ計画通りの売れ行きという。12年12月には水深40メートルでの撮影を可能にする防水ケースを発売し、今年4月には車のダッシュボードなどにカメラを固定する器具を追加した。(米沢文)