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ウェアラブルコンピューター 日本企業にはグローバルな視点必要
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「まずはコミュニケーションを取るための手段として発展していく。スマートフォン(高機能携帯電話)よりも自然体に近い形で、人だけでなく、家電や建物、車とやり取りできるようになる。1日の行動の記録や写真の整理など自分の情報管理にも使える。動画やゲームなどのエンターテインメント分野のほか、スポーツと医療・健康分野での活用も進むだろう」
「一般消費者が興味を示すには、使い方が分かりやすくなければいけない。端末の進化に加えて、サービスの広がりも必要だ。スマホも普及には何年もかかったが、米アップルがテレビCMでiPhone(アイフォーン)でできることを繰り返し流したことで、スマホもここまで普及が進んだ」
「スマホの場合、米アップルや韓国サムスン電子は世界市場で戦える端末を出してシェアを伸ばしてきた。一方、多くの日本企業は、日本という限られた市場しかみていなかったため、多額の開発費を投じながら、調達コストを抑えることもできなかった。競争に勝つには、洗練された技術やノウハウに加え、グローバルな視点が必要だ」
「2014年の70億円規模から、18年には1800億円規模に成長するだろう。当面は、一部の新しいもの好き消費者向け端末としての位置づけだが、今後3~4年かけてサービスが向上し価格も下がることで、一般消費者にも受け入れられていくだろう」
【プロフィル】宋国憲(そう・くにのり) 伊藤忠商事サイバーディフェンス研究所などを経て、現職。日韓をはじめアジア地域のほか、米国でIT関連分野の調査、コンサルティング実績を持つ。