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ドコモ、反転攻勢へ決意「これからが本当の勝負」 iPhoneと差別化
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NTTドコモの冬春新モデル発表に出席した加藤薫社長(左から2番目)ら=10日、東京都港区 米グーグルの基本ソフト「アンドロイド」搭載スマートフォン(高機能携帯電話)など携帯電話大手3社の冬春商戦向け新端末が10日、出そろった。
3社とも米アップルのスマホ「iPhone(アイフォーン)」新モデルを9月20日に発売したばかりだが、アンドロイド搭載端末では高速データ通信や省エネ機能などで競う。コンテンツや独自サービスも拡充しアイフォーンとの違いを強調する。
NTTドコモは、スマホ10機種やタブレット型端末など全16機種を投入。うち8機種が下り毎秒最大150メガビットの高速データ通信に対応する。
販促費を投入して値引き販売する主力スマホは、富士通の「アローズNX」、シャープの「アクオスフォンZETA」、ソニーの「エクスペリアZ1 f」の3機種。いずれも7万円前後だが、アローズとアクオスフォンは1万円に、エクスペリアは1万5000円にそれぞれ大幅に値引きして拡販を狙う。
ドコモは夏商戦で、主力2機種を大幅に値下げする「ツートップ」戦略を展開したが、顧客流出に歯止めがかからなかったことから、今回は「おすすめ機種」(加藤薫社長)として国産3機種を設定した。
アローズとアクオスフォンは大容量バッテリーと省電力液晶画面を搭載し、1回の充電で3日以上使用できるのが特徴。
エクスペリアはシャッターを押した前後2秒間に61枚の連続写真を撮影でき、動きの速い被写体に対応できる。加藤社長は「トータルで信頼性が重要。これからが本当の勝負だ」と反転攻勢への決意を示した。
一方、KDDI(au)は、韓国LG電子と共同開発した5.2インチのフルハイビジョン液晶画面搭載の「isai(イサイ)」などスマホ6機種を発表。
全機種が建物の中まで電波が届きやすい「プラチナバンド」と呼ばれる800メガヘルツ周波数帯のLTEに対応する。
ソフトバンクは、カメラをかざすだけで翻訳できる機能を備えた機種などを発表。全機種が一般的なLTEとTD(時分割多重処理)-LTEの両方式に対応した。