SankeiBiz for mobile

年賀状は“スマホ配達”の時代へ 各社がアプリ提供、日本郵便と協力

ニュースカテゴリ:企業のサービス

年賀状は“スマホ配達”の時代へ 各社がアプリ提供、日本郵便と協力

更新

スマートフォンの写真をそのまま使って年賀状が作成でき発送までしてくれるサービスが今年は人気を集めそうだ  パソコンやインターネットを利用した年賀状サービスが増えるなか、ヤフーやミクシィ子会社などが日本郵便と協力して、スマートフォン(高機能携帯電話)で撮影した写真を年賀状に簡単に取り込めるアプリ(実行ソフト)などの提供を始め、人気を集めている。今年の師走は急速に普及するスマホに対応した年賀状サービスが注目されそうだ。

 ヤフーが博報堂アイ・スタジオ(東京都江東区)と共同で今月1日に提供を開始したアプリ「スマホで年賀状」は、500種類以上の年賀状のデザインを用意した。

 利便性が高く、送り先の住所を入力しておけば、あて名まで印刷し、日本郵便が届けてくれる。このため年賀状を購入することも、ポストに入れる手間も不要。料金は1枚につき78円。通常50円の年賀はがき代を含めても128円で、手ごろな価格ともいえる。

 年賀状を受け取った人がDVDやCDを1本無料でレンタルできたり、内蔵ICチップをかざして専用の自販機でコカ・コーラを受け取れる特典付き年賀状も提供する。

 スマホで撮った写真を使い年賀状を作成するサービスは、インプレスジャパンやリクルートホールディングスなど各社が相次いで提供。利用者にとって、デザインなど選択の幅が広がっている。年賀状取扱量の減少傾向に歯止めをかけたい日本郵便も「時代の流れに沿って対応した」とスマホ利用層の獲得に期待を寄せる。

 余白にコメントを自分で書きたいという人には、ミクシィ子会社のノハナ(東京都渋谷区)が提供する「ノハナ年賀状」が最適だ。

 アプリを起動してスマホで撮影した写真の中から使いたい1枚を選び、好みのレイアウトを選択。そのままスマホ画面から注文すると1週間ほどで完成した年賀状が自宅に届く。

 料金は年賀はがき代を含めて1枚88円。これに1480円の基本料金と送料525円が別途かかる。

 総務省によると、スマホの世帯普及率は2012年に49.5%となり、前年比約20ポイント増と急伸。ノハナ関係者は「スマホの中に今年のベストショットがある人が多いのでは」と話す。

 携帯電話の年末商戦が本番を迎え、スマホ利用者がぐんと伸びそうななか、来年の元旦に届く年賀状は“スマホから配達”が増えそうだ。(佐藤克史)

ランキング