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ウィルコムとイーアクセス、来年4月合併 契約数1000万人超える
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ソフトバンクは3日、子会社のPHS事業者ウィルコムと携帯電話事業者イー・アクセスを来年4月1日付で合併すると発表した。同業大手より低価格なスマートフォン(高機能携帯電話)やPHSサービスを提供している両社を統合することで、顧客の奪い合いを避けるのが狙い。両社の契約数は合計1000万人を超える。
存続会社はイー・アクセス。両社は来年1月下旬に合併契約を交わし、それぞれの株主総会による承認を経て、4月1日の合併を目指す。新会社の社長にはイー・アクセスのエリック・ガン社長が、副社長にはウィルコムの寺尾洋幸執行役員が就任する。新社名やブランドなどは未定。
ウィルコムは、携帯電話に比べて端末価格や通話料金などが割安なPHSサービスが主体。最近は、月額980円でどの通信事業者とも無料で通話できる「誰とでも定額」や、スマホとPHSの「デュアル端末」などを提供し、契約数が増え続けている。
イー・アクセスは「ポケットWi-Fi」によるデータ通信サービスが主体だが、ウィルコムと同様に低価格なスマホや通信サービスに注力しており、「大手事業者より2年間で10万円安い」割安感が強みだ。
通話主体のウィルコムとデータ通信主体のイー・アクセスは顧客層が完全に重複するわけではないが、最近はスマホなど同様の製品も販売しており、グループ内の競合が問題となっていた。
両社はこれまでも店舗で相互販売してきたほか、3日からソフトバンクモバイルも含めたグループ内の定額通話サービスも実施するなど、融合を進めている。新会社は経営資源の効率化などが課題になるが、従業員削減の予定はないとしている。
ソフトバンクは2010年12月にウィルコムを、13年1月にイー・アクセスを買収した。株式保有比率は、それぞれ100%と33.29%。13年3月期の売上高は両社合計で3900億円。従業員は計2100人。