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電子部品6社決算 スマホ関連が好調
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電子部品大手6社の平成25年4~12月期連結決算が31日出そろい、6社ともに増収増益だった。スマートフォン(高機能携帯電話)や自動車関連部品が好調なのに加えて、円安が追い風となった。
村田製作所は、4~12月期の売上高が前年同期比28.0%増の6489億円で過去最高となった。中国など新興国向けスマホ部品の受注が伸び、営業利益も約2.4倍の1049億円だった。
同様にTDKはハイブリッド車(HV)や電気自動車(EV)向け部品が好調だったほか、米マイクロソフトの基本ソフト(OS)「ウィンドウズXP」のサポート終了による買い替え需要で、パソコン部品の販売が増加。アルプス電気も北米や欧州市場の新車販売が業績を押し上げた。
TDK、日本電産、日東電工、アルプス電気の4社は26年3月期の業績予想を上方修正した。
一方、今後の業績については懸念材料もある。京セラは26年3月期の連結最終利益を従来予想から115億円引き下げ、845億円に下方修正した。スマホ向け部品の生産を縮小するためだ。
米調査会社IDCが1月に発表した25年10~12月期のスマホの出荷台数が前年同期と比べて伸び率が縮小した。先進国を中心に普及が一巡しており、市場が成熟化したとの見方もある。スマホの依存度が高いメーカーは、今後の業績に影響が出そうだ。