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「auスマートパス」会員888万人に拡大 非ネット系サービス増強、次は映画33%割引

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「auスマートパス」会員888万人に拡大 非ネット系サービス増強、次は映画33%割引

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 KDDIのスマートフォン利用者向けアプリ取り放題サービス「auスマートパス」利用者数が昨年末時点で888万人に達した。同サービスでは非ネット系の一般実用サービスを重視し増強中で、2月4日からはシネコン大手の「ユナイテッド・シネマ」と組んで、映画鑑賞料金を最大33%引きにするキャンペーンも始める。

 auスマートパスは2012年春にスタート。auのアンドロイド機を中心とするスマホユーザーに月額390円(税込み)の定額で多数の人気アプリや実用アプリを使い放題にするサービス。

 昨年末888万人は、前年末比で2倍超の勢い。収支面での貢献も大きく、30日に発表された決算発表でも強調された。

 同サービスでは「スマホとリアルな生活のリレーション強化」を目標に「スマートリレーションズ構想」を掲げる。スマホ、ネットの世界と一般生活とを両にらみして顧客満足度を上げる戦略だ。

 このためKDDIでは、クレジットカード会社や大型小売店などの非ネット系会員組織が行っているようなリアル型の会員サービスを次々と増やしている。コンビニエンスストアや外食チェーンと組んで割引クーポンを提供したり、ホテル・旅行の割引サービスも行っている。最近では、三越伊勢丹ホールディングスと組んだ特別販売会の実施、ザ・ローリング・ストーンズ日本公演の先行予約などを実施した。

 2月4日スタートする映画料金の優遇サービスは、シネコン運営会社「ユナイテッド・シネマ」とタイアップして行う。シネプレックスを含む同社系列シネコンの映画鑑賞料金を毎週火曜日に限り、通常1800円の大人料金を1200円に、大学生・高校生1500円を1000円にするなど値引きするほか、ポップコーンの安値販売も行う。今回のキャンペーンは3月25日までの期間限定で行う。

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