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第一生命、ベトナムに資産運用会社
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第一生命保険は5日、ベトナムに資産運用会社を設立したことを明らかにした。7月をめどに運用を始める。ベトナムでは現在、現地の生保子会社が販売から保険金の運用まで一貫して手がけているが、運用業務を別会社として切り離す。年金保険など投資性商品の市場拡大を見込み、保険の利回りをより高められる運用体制に移行する。
資産運用の新会社「第一生命ベトナム・ファンドマネジメント」は2月に当局から設立の認可を受けた。資本金は250億ドン(約1億2千万円)で、現地子会社の第一生命ベトナムが全額出資する。
新会社は、第一生命ベトナムの運用担当者の異動や新規採用で、まず10人程度で業務を開始。今後、専門性の向上に取り組む。
ベトナムでは生保と運用が別会社でなければ、運用実績ごとに受取額が変わる変額保険を販売できない。第一生命は養老保険と年金保険を現地で扱っており、新会社の設立を機に変額保険への参入も検討する。
ベトナムの生保市場は保険料等収入で平成24年に17兆8千億ドン(約860億円)で、年金保険の拡大で年率10%以上の市場成長が見込まれているという。