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DeNAが遺伝子検査サービス参入 グリーは中古ブランド品買い取り

ニュースカテゴリ:企業の情報通信

DeNAが遺伝子検査サービス参入 グリーは中古ブランド品買い取り

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 ソーシャルゲーム大手のディー・エヌ・エー(DeNA)は3日、ヘルスケア事業に参入し、7月下旬から遺伝子検査サービスを始めると発表した。東京大医科学研究所との共同研究を通じて行う。一方、競合するグリーも中古ブランド品の買い取りサービスを始めており、高齢者向け事業などを検討する。主力のゲーム事業が伸び悩む中、両社とも新たな成長分野を模索している。

 DeNAは新たに子会社を設立し、遺伝子検査サービス「MYCODE(マイコード)」を提供する。利用者の遺伝子を解析し、病気のリスクや体質のリポート、予防や健康のための助言などを主にインターネットを使って行う。

 同研究所の協力により、日本人の体質に合った「学術的な基盤に基づくサービス」(同社)が提供できる。

 同研究所は、得られた大量の情報をビッグデータとして蓄積して活用。予防や先進医療の研究などを進め、医療費抑制や健康長寿社会の実現につなげる。

 この日の発表会で、DeNA創業者の南場智子取締役は「(得意とする)ネットサービスを活用し、ヘルスケア領域で広い事業展開をしていきたい」と意欲を述べた。

 一方、グリーは5月から、中古ブランド品買い取りのコメ兵(名古屋市)と提携し、高級ブランドのバッグ類を中心としたブランド品買い取りサービス「ウットク バイ グリー」を始めた。利用者はネットで申し込むことができ、宅配業者が品物を無料で引き取る。査定した後、利用者が納得すれば、買い取りを行う。支払いは現金に加え、提携企業のサービスが利用できるポイントやクーポンへの交換もできる仕組みを導入した。

 グリーはスマートフォン(高機能携帯電話)の普及が進む中、従来型携帯電話向けゲームの売り上げが減少。昨年には人員削減を迫られた。

 ゲーム事業はヒット作の有無で業績が大きく左右される。グリーはスマホ向けゲームに力を入れる一方、新規事業を収益の柱として育てたい考えだ。

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