トヨタ小型商用バン“前代未聞の離れ業” 働く人を元気にするクルマ
更新前代未聞の離れ業
だが、荷室空間はそのまま維持した。直線的なボディーラインや、ホイールの張り出しを極力抑え、「箱を積みやすい」と評判だったからだ。
乗り心地の向上と荷室を両立させるため、荷室後部の車台(プラットホーム)はそのままに、前方部分のみに「ヴィッツ」など小型乗用車に使われている乗り心地の良さが向上できる車台を用いるという、前代未聞の離れ業をやってのけた。幅が合わないなどの問題もあったが、幅を詰めるなどしてこれを解消したという。
今回、下村主査が何よりも目指したのは「働く人を元気にするクルマ」。車両の購入を決める購買担当者も、「毎日仕事として使う営業マンにも納得してもらえるクルマだと思う」と自信を示した。(飯田耕司)



