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HISとANAセールス、訪日外国人向けに合弁新会社 来春スタート
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訪日旅行の新会社設立を発表したエイチ・アイ・エスの平林朗社長(左端)と、ANAセールスの白水政治社長(右端)ら=1日、東京都中央区 旅行会社のエイチ・アイ・エス(HIS)とANAセールス(東京都中央区)は1日、増加している訪日外国人客向けに日本での国内旅行を企画する新会社を11月に共同で設立すると発表した。来春に営業を始める。ANAセールスと同じANAホールディングス傘下にある全日本空輸の国内線網とHISの海外店舗網を組み合わせることで、主にアジアなどからの個人旅行客を獲得し、国内旅行の市場活性化につなげる。
全日空は国内51都市・115路線と、国内線最大のネットワークを持つ。HISも、海外122都市に177の店舗網がある。記者会見したHISの平林朗社長は「力を合わせてノウハウを結集し、新たなモデルをつくる」と強調。ANAセールスの白水政治社長も「地方都市の活性化につながる」とした。
新会社は資本金6億円でHISが51%、ANAセールスが49%を出資。社名については今後詰める。
新会社は、全日空の国内線網を利用したパッケージ型の国内旅行を企画。これを、HISの海外店舗網やウェブサイトで個人旅行の訪日客に販売する。
東京から富士山を経て京都、大阪をめぐる「ゴールデンルート」だけでなく、地方都市を訪れる商品を増やす。新会社は、東京五輪が開かれる2020年には売上高100億円、利用客約20万人を目指す。
訪日客数は昨年、初めて年間1000万人を突破。今年も、1~7月の累計で前年同期比26.4%増の753万100人と、過去最高のペースで推移している。