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ファントゥファン 「食」の専門家派遣、教育体制強化 17年150人に拡充

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ファントゥファン 「食」の専門家派遣、教育体制強化 17年150人に拡充

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フーズスタイリストによる調理の実演=東京都内  食関連に特化した職業紹介・人材派遣を行うFUNtoFUN(ファントゥファン)は、料理研究家やフードアナリストなど「食」の専門家によって構成される「フーズスタイリスト」の数を拡充する。現在は首都圏の百貨店やスーパーなどの食品売り場を中心に約30人を派遣しているが、2017年には150人まで増やす計画だ。

 スタイリストは店頭で素材の調理方法を実演し、レシピを提案することによって売り上げに結びつける役割を果たす。現在は肉、野菜、魚といった分野ごとに配置されている。

 料理のプロであることが前提条件で、採用の際には料理に関する専門知識をはじめとしてコミュニケーション能力や、臨機応変の対応ができるかといった点を特に重視する。「顧客に向けて分かりやすく説明するのが最も難しい仕事」(櫻木亮平社長)だからだ。その後、開店前の時間を活用して接客演習を実施。生鮮3品や総菜に関する教育を実施した上で売り場に配置する。

 実演は1日3回で、1回当たり30分。調理、試食、質問タイムによって構成されている。スタイリストは週に1回のペースでメニューを作成して教える必要がある。

 ファントゥファンでは、すでに5店舗以上に派遣しており、成果を挙げている。例えば東洋水産の伊勢丹新宿本店には、料理研究家とフードコーディネーターをシーフードスタイリストとして派遣。売り上げ増に寄与している。この実績を踏まえて東洋水産は、他の店舗でも導入している。

 上大岡駅(横浜市)の京急百貨店にある伊藤ハムの精肉店では、毎日家庭で調理できる肉料理を実演。日本橋三越本店の魚介類、青果物売り場にも専門家を派遣している。

 また、料理を作った場合、「この調味料はどこで売っているの」といった問い合わせも少なくない。その場合、売り場を紹介するようにしており、「食品売り場全体の業績向上につながっている」(櫻木社長)という。

 ファントゥファンでは、こうした現状を踏まえて「この赤ワインには、この肉が合います」といった説明を行える酒のスタイリストや調味料分野での人材育成も視野に入れている。

 また、美と健康につながる料理を提案できるように、スタイリストの一員として管理栄養士の派遣も開始した。

 今後は質の向上を図る教育体制を強化。各店舗のメニューを標準化したり、成功店のノウハウの共有化などに力を入れていく。(伊藤俊祐)

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【会社概要】ファントゥファン

 ▽本社=東京都千代田区神田岩本町1-14 KDX秋葉原ビル3階

 ▽設立=2005年7月

 ▽資本金=8500万円

 ▽事業内容=アウトソーシング、職業紹介

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