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日本の宇宙産業が反転攻勢 三菱電機の強み、“現場力”で課題克服

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日本の宇宙産業が反転攻勢 三菱電機の強み、“現場力”で課題克服

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 「宇宙空間での運用を想定したあらゆる試験が行える」。塚原克己宇宙システム第一部長が胸を張る通り、宇宙空間を模擬的に再現できる「真空チャンバー」など、さまざまな試験設備も備えているのも強みだ。一方で、鎌倉製作所では電子基板への半導体チップの実装や部材の切削加工といった、「川上」の工程も手がけてきた。

 一貫生産で信頼性

 宇宙空間での修理ができない人工衛星は、製造品質が何より重視される。塚原部長は「部材からの一貫生産であらゆる分野の技術を磨き、品質や信頼性につなげてきた」と強調する。

 そんな鎌倉製作所の技術力が遺憾なく発揮されたのが、宇宙航空研究開発機構(JAXA)によって昨年5月に打ち上げられた陸域観測技術衛星「だいち2号」だ。

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  • 2013年3月に完成した鎌倉製作所の新生産棟。年間8機の衛星を製造できる=神奈川県鎌倉市

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