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【大塚家具・久美子社長会見詳報(2)】父親の発言に対し「お客様にお恥ずかしい…」
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会見を開き中期経営計画などについて説明した、大塚家具の大塚久美子社長=26日、東京都千代田区(寺河内美奈撮影) 大塚久美子氏が約30分にわたる中期経営計画の説明を終え、司会が「質疑応答に入らせて頂きます」と告げる。会場に詰めかけた多くの記者から厳しい質問が飛ぶが、久美子氏は慎重に言葉を選びながら答える。
--業績見通しでは2015年度は営業黒字化し、17年度は利益を拡大する計画だ。この戦略が具体的に数字につながるのか。(資産管理会社)ききょう企画の株は株主総会で久美子氏につくのか
久美子氏「中期経営計画の利益がどれくらいの確度で実現するか、その根拠はどこかということだが。まず、3カ年の中期経営計画で今年は第1四半期がすでに厳しく、第2四半期以降改善しても約1億円くらいの利益とみている。16年度は数字は開示していないが、ここ数年の例年とほぼ同じ水準です。今回、14年度が赤字になった大きな原因が広告宣伝費の金額にあって、この費用のかけ方を見直すことで利益は確保できる。これは確度が高い。17年度は売り上げが上がる。法人も含めて売り上げがあがるが、法人は2~3年掛けて営業していく、すでに積み上げている営業活動が最終的に実ると考える。今回は私自身かなり色々精査したが、比較的保守的な数字としてつくれていると考えている。2つ目の質問だが、ちょっとお待ち頂けますか…」
久美子氏はこう言って横にいるスタッフに相談し、少し戸惑いながらききょう企画についての質問に答える。
「2つ目は申し訳ありません、本日の趣旨と離れるので回答を差し控える」
--法人への営業していると言うことだが、久美子氏が半年間社長を離れていた間も契約は続いていたか
久美子氏「半年間のあいだにどうなっていたかは精査しているところで、その中身をみながら引き続き営業活動を続けていく」
--誕生日おめでとうございます。昨日、勝久氏の会見で「久美子氏を社長にして失敗した」と任命責任に言及していた。顧客が聞いたらどう思うか
久美子氏「お客様に対しては本当にお恥ずかしい次第で恐縮に感じている。数字については、過去の数字を実際に見て頂くのが一番いいと思う。上場企業なので過去の数字は開示している。私が09年3月末に就任した時点では営業赤字の状態だったが、翌年は営業黒字に近いところにいき翌年は営業黒字に持っていった。さらに翌年は当期利益で十分配当ができるまでに上げてきた。その間にビジネスモデルの転換も進め、着実に利益の出る体質にしながら次の成長の準備をしてきた。評価はさまざまで感情も価値観も入るが、一番見て頂きたいのは数字の事実です」