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※ネタバレ注意※第2弾「爆速餃子篇」登場…3秒クッキング動画のつくり方とは?

ニュースカテゴリ:企業の情報通信

※ネタバレ注意※第2弾「爆速餃子篇」登場…3秒クッキング動画のつくり方とは?

更新

3秒クッキング動画の第2弾「爆速餃子篇」の撮影現場

※必ず上記の動画を視聴した後にお読みください。

 昨年11月28日に動画共有サイトYouTubeにアップされて以来、1200万回を超える再生回数を記録。ネットニュースなどで話題が沸騰した「3秒クッキング」の第2弾となる「爆速餃子篇」が27日登場した。今月中旬に行われた撮影の様子をレポートする。

 アターッ!!! 掛け声が響き渡ると同時に巨大な炎が上がった。第1弾「爆速エビフライ」篇に続き“再現ドラマの女王”の異名を持つ女優の片岡明日香さんが登場。中華料理を取り上げることから今回の先生役はカンフーの使い手という設定らしい。

 この日のために緻密な計算と検証を繰り返して独自の調理装置を開発した。スタッフの一人は「最新技術の無駄遣い」といたずらっぽく笑うが、制作に対する姿勢は真剣そのもの。装置の準備期間に1カ月かかり、当日も午前2時半からスタッフが撮影の準備をしていたほどだ。

 撮影の合間に出演者はコートを羽織る。ここはグラウンドの真ん中に組まれた吹きさらしのセットの中。料理教室のはずだが、なぜ屋外に? 第1弾よりも「火力を強力に」と考えていたため、消防法の観点からも外で撮影することになったそうだ。

 困難を極めたのがレーンから飛び出した餃子の捕球。投手のようにモーションをとるわけでもなく、大量のガスバーナーが下から炎を吐き出す。「炎の中から突然出てきます」とキャッチャー役の男性も顔面蒼白。CG加工を一切使わないこだわりがあるため、OKカットが出るまで延々と同じ撮影を繰り返すことになった。

 スタッフがスピードガンで計ったところ、時速135キロを記録。餃子の発射速度は恐らく世界一だろう。2つのレーンから発射した具材が1つのレーンに束ねられ、周波数を束ねるキャリアアグリゲーション技術を表現した。

 国内最速となる下り最大225Mbpsを実現したドコモのネットワーク「PREMIUM 4G」のプロモーションにふさわしい速さと演出だ。

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