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国内ドローン市場参入活発化 仏メーカー新製品 見本市計画も

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国内ドローン市場参入活発化 仏メーカー新製品 見本市計画も

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日本でのドローン発売を発表する仏パロット幹部=12日、東京都内  外国メーカーによる国内ドローン(小型無人飛行機)市場参入の動きが活発化している。ドローンの国際見本市の開催も計画され、市場の裾野が一段と広がりそうだ。

 仏メーカーのパロットは12日、消費者向けドローン「Bebop Drone(ビバップ・ドローン)」を4月上旬に発売すると発表した。価格は7万6572円から。インターネットでの通販のほか、家電量販店での販売も予定している。手軽に買える高性能なドローンが、国内での普及につながるか注目される。

 ビバップは1400万画素の高画質な動画を撮影し、8ギガバイトのメモリに保存できるのが特徴。視界は180度で、画像の傾きやブレを補正する機能もあるという。重量を400グラム程度に抑え、4つのプロペラで最長11分飛行できる。

 基本的には専用のアプリ(応用ソフト)をダウンロードし、スマートフォンやタブレット端末で操縦する。操縦可能な距離は250メートルだが、ディスプレーがついた専用のコントローラーを含むセット(14万1372円)を使うと、2キロの範囲で操縦が可能になる。

 パロットのマネージング・ディレクター、クリス・ロバーツ氏は12日に都内で開いた会見で、「(飛行機の)パイロットが見ることができる、息をのむような映像を撮影できる」と強調した。青、赤、黄色の3色。今月13日から予約を受け付ける。

 こうしたなか、日本UAS産業振興協議会とコンベンション企画大手のコングレ(東京都千代田区)などは共同で来年3月24日から26日までの3日間、千葉県でドローンの国際展示会と会議を幕張メッセで開催することを決めた。

 国内外の100社以上の企業が一堂に会し、関連の産業振興や必要な法整備や規制緩和などの課題についても議論する。

 無線での遠隔操作で空を飛ぶ無人飛行機は、世界的に注目を集めており、今年は世界規模で国際展示会が相次ぐ見通しだ。一方で軍事利用も少なくなく、民政利用中心の初の展示会になりそうだ。

 日本UAS産業振興協議会は農薬散布や沿岸や立ち入りしにくい地点での調査など幅広い用途が見込めるという。機器メーカーに加えサービス事業者などが一堂に集まるため、今後必要な規制や規制緩和、産業振興策など活発な議論が見込めるという。

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