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高浜原発差し止めは「事実誤認」 関電社長、安全性を引き続き説明

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高浜原発差し止めは「事実誤認」 関電社長、安全性を引き続き説明

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会見する八木誠・関西電力社長=17日午後、東京・大手町  関西電力の八木誠社長は17日、電気事業連合会会長としての会見で、福井地裁が関電高浜原発3、4号機(福井県)の運転差し止めの仮処分決定を出したことについて「事実誤認があり、承服できない」とし「早期に取り消してもらえるよう安全性について引き続き説明する」と述べた。

 福井地裁が、関電の想定を下回る地震発生時でも冷却機能喪失による重大事故が生じる可能性を指摘した点に対し「非常用電源で対応できる」と反論。過酷事故時の現場拠点となる免震重要棟の不備を指摘した点についても「完成するまでに、緊急時対策所を1、2号機に設置することで原子力規制委員会から許可を得ている」と主張した。

 関電は高浜3、4号機の11月からの再稼働を前提に、経済産業省に電気料金の再値上げ(家庭向け平均10.23%)を申請している。値上げ幅の審査が長引いており、実施は6月以降にずれ込む見通しだ。

 さらに高浜3、4号機の再稼働が想定より大幅に遅れることで、2016年3月期連結決算で5年連続の赤字を計上したり、料金の再々値上げを迫られたりする事態については「修繕の繰り延べなどで黒字化を目指し、申請した料金を維持する」と回避したい考えを示した。

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