太陽光発電「マイスター制度」開始 国家資格化も視野に人材育成
更新さらに太陽光発電設備は、これまでメーカーごとに独自に施工者を認定していたため、他メーカーの設備を施工できないなど“縦割り”の弊害があった。それらを「マイスター制度に一本化する」(山崎理事長)ことで、利用者の利便性を高め、太陽光発電の健全な市場の育成を目指す。
国家資格化へ向け、来年度以降、講座の内容を一層充実させるとともに、有資格者の数を一気に増やして需要増に対応していく。
全国太陽光発電推進協議会は10年に設立。太陽光発電の利用拡大へ向けた啓蒙(けいもう)活動やパネルの発電効率向上への提案、今回のマイスター資格制度の創設準備などを進めてきた。建設技術情報センターは、建築や土木、電気工事などの技術資格取得支援のための講習会などを行っている。
