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【川内原発再稼働へ】第2陣は高浜が有力 柏崎「凍結状態」
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九州電力川内1、2号機の審査書案了承に伴い、中断していた他原発の審査が再開する。第2陣として有力視されているのは、基準地震動(想定される最大の揺れ)をクリアした関西電力高浜3、4号機(福井県)だ。これに九電玄海3、4号機(佐賀県)が続く。四国電力伊方3号機(愛媛県)と関電大飯3、4号機(福井県)は地震動を審査中で後れを取った。東京電力柏崎刈羽6、7号機(新潟県)など断層の調査が残る原発は、審査が中断しており再稼働は見通せない状況だ。
川内原発の優先審査のため、原子力規制委員会の審査担当者が集中投入されていた。審査書案が了承された16日以降、集中は解消され、今後他の申請原発の審査が加速することになる。
川内原発に続き、規制委から地震動の容認を取り付けたのは高浜原発だ。関電は当初の550ガルから700ガルへ大幅に引き上げ、地震・津波担当の島崎邦彦委員長代理から「高浜は(審査の)ヤマを越えた」との言質を取り付けている。
関電は高浜原発の最大時の津波想定も規制委の指摘する約5・7メートルを採用。規制委から大筋で了承され、主要な審査課題を克服した状態にある。
玄海原発も今月11日の審査会合で、地震動について当初の540ガルを620ガルまで引き上げ、規制委から大きな異論は出なかった。津波想定についても、これまでの審査で従来の想定より1メートル高い約4メートルに見直し済みで、審査の障壁は小さくなった。伊方と大飯も、規制委の指摘によって地震動を引き上げている。
一方、柏崎刈羽原発は審査前進の見通しが立っていない。最後に審査会合が開かれたのは1月で、事実上「凍結状態」にある。敷地内の断層を追加調査中で、審査は長期化する見通しだ。東北電力東通1号機(青森県)も敷地内断層の結論が出ておらず、審査はストップしている。柏崎刈羽や東通、浜岡(静岡県)、女川(宮城県)など福島第1原発と同じ沸騰水型の原発は申請が遅れたこともあり、審査はほとんど進んでいない。