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「お・も・て・な・し」の心を箸置きに 電機メーカー技術者が特許取得
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日本刀の置き台のようなユニークなはし置きを、元電機メーカー技術者の村瀬重雄さん(82)=高槻市松が丘=が開発し、特許を取得した。「おもてなし箸置き台」と名付け、「東京五輪で日本を訪れる外国人をもてなしたい」と話している。
村瀬さんは、日立造船(大阪市住之江区)で水中翼船の開発に携わり、松下電器産業(門真市)ではエネルギー分野の開発に従事するなど、人生を技術開発にささげた。
昨年度まで2年間、高槻市主催の陶芸教室に参加したことが、はし置き台を作るきっかけに。ちょうど東京五輪誘致が現実味を帯び始めたころで、「和食を引き立てる陶器に日本文化の魅力を感じ、陶製のはし置き台で外国人をもてなそうと考えた」と振り返る。
開発したはし置きは、両手ではしを差し出すような形状で、おもてなしの心を表現。中央がくぼんだ円弧面ではしを支え、つまようじを置くこともできる。
松下電器産業を退職した後も80歳まで、同社のグループ会社で特許関係の専門部署でアルバイトをした経験から、特許申請を思い立ったという。
村瀬さんは「自分のために特許を取得したのは初めて。はし置き台で外国人をもてなせる日が来るのが楽しみ。旅館や料亭でも使ってもらいたい」と話している。