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「格安航空」利用の注意点 夏休みの旅行や帰省は計画的に
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夏休みの旅行や帰省の計画を立てている人も多いのではないでしょうか。
「旅行代金を抑えたい」と思ったときに選択肢となるのが格安航空会社(LCC=ロー・コスト・キャリア)。国内線には現在、全日空などが出資するピーチ・アビエーション、全日空100%出資子会社のバニラ・エア、日本航空などが出資するジェットスター・ジャパンが就航しています。
「機長不足」を理由に欠航が相次いでいますが、LCCの魅力は何といっても「運賃が安い」こと。大手航空会社の割安なチケットと比べても半額以下のものが多いようです。旅行計画にうまく取り入れることができれば、非常にお得になります。
ただ、利用する際には注意点もあります。
まず、「運航路線や利用空港が限られる」。羽田や伊丹といった利便性の良い空港ではなく、成田や関空などに就航しています。出発時間も早朝や夜間になるケースが多く、スケジュールの立て方に工夫が必要です。
機内食やドリンク、毛布の貸し出しといった多くのサービスが有料になっている点にも注意が必要です。荷物の預け入れも有料になるケースがあります。コストを抑えて運航するため、機内設備も簡略化され、座席間隔などが少し狭くなっています。機内サービスも大手航空会社のようなものは期待しない方がいいでしょう。
運航スケジュールについても「定時運航が守られにくい」ことを頭に入れておきましょう。
出発が遅れそうな便がある場合、大手航空会社であれば自社の違う便を用意する▽他社便に振り替える-などの対策が取られます。LCCでは航空機の数が限られるため、代替機を用意するのが難しいのが実情。他社便への振り替えも基本的にありません。一度遅れが生じると、後の便の出発にまで影響し、最悪の場合、「最終便が飛ばない」といった事態も。
時間がきっちりと決まっているビジネスや日程が詰まっている旅行などで利用するにはまだ不安があります。時間に余裕のあるスケジュールにしておいた方がいいでしょう。
空港カウンターの数も少なく、メーンゲートから遠いので、搭乗手続きは早めに済ませましょう。キャンセル料や各種の変更手続き料などは、大手航空会社より高くなるケースもあるので注意が必要です。(経済ジャーナリスト)