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「おひとりさま」限定ツアー人気じわり ゆったり感が魅力
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「ひとり旅」のプランを紹介する旅行会社のカウンター=大阪市阿倍野区のクラブツーリズム近鉄あべのハルカス店 旅心を誘われるシーズンを迎えて、関西でも「おひとりさま限定」ツアーが人気を集めている。旅行会社各社はさまざまなコースを展開。一般ツアーとはまた違った気楽なゆったり感が魅力のようだ。
平成9年からパッケージツアーのひとり参加限定の旅を続けてきたクラブツーリズムでは「最近になって参加者が増えてきました」(中村朋広・クラブツーリズム関西テーマ旅行センター支店長)と手応えを感じている。
その理由を中村支店長は「ひとり旅へのホテルや旅館、旅客業界の理解が得られるようになったことやグループ、ご夫婦と一緒のツアーで感じがちな“後回し感”がないことが大きいのでは」と話す。同社の参加者は約8割が50代以上の女性。「ひとりでゆったりとした旅を楽しみたい女性たちの気持ちを大切に。お客さま同士の適度な距離感もポイント」という。参加者同士の交流は生まれるがつかず離れずの気楽さが受けているようだ。
ホテルや旅館はひとり1室、バス席はひとりで2シートなどリッチに楽しめ、美術館貸し切りや秘境めぐりといったひとりメニューの新しさに気を配る。
一方、JTBグループでは海外パッケージツアーのルックJTBがひとり参加専用の「海外ひとり旅」ツアーを発売。ヒマラヤなど辺境エリアの企画がシニア男性に好評という。
国内旅行のエースJTBでは「ひとり旅」を特集。朝日旅行も「女性ひとり参加限定」のヨーロッパツアーを発売している。
また、日本旅行でも「自由で気ままなおとなのひとり旅」というパンフレットを作り、ひとり旅向けの国内旅行プランを販売。阪急交通社では国内で限定ツアーも設けているが「ひとり02・でも参加」にウエートをおいているという。
「需要は高まっているが一般ツアーをひとりで楽しむという意識の変化も感じます」とスタンスはさまざまだがもちろん「おひとりさま」に注目している。
クラブツーリズムが実施した参加者の意識調査ではひとり旅ツアーのデビューは「50代から」が最多。目的を尋ねた回答では「ひとりで過ごす非日常空間でリラックスするため」が最も多かった。
「大阪をはじめ関西の参加者にもリピーターが多い。より特化したツアーを企画します」と中村支店長は話していた。