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一流大学出身で仕事ができそうだけど… もしかしたら“大人の発達障害”か?

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一流大学出身で仕事ができそうだけど… もしかしたら“大人の発達障害”か?

配信元:PRESIDENT Online 更新

 「仕事の指示にそこまで神経をつかうのか」と面倒に思って発達障害の社員を排除すれば、自らマネジメント力の低さを暴露するようなもの。アメリカでは、スティーブン・スピルバーグ、トム・クルーズなど発達障害をカミングアウトしたIT企業の創業者やハリウッドスターといった有名人も多い。発達障害の特性をプラスに転換して偉業を成し遂げた人たちだ。

 発達障害の特性は、見方を変えれば、他人にない特殊能力でもある。ビジネスに活かすこともできるのだ。

 田中氏が言うように、誰でも多かれ少なかれ発達障害の特性は見られる。発達障害の人がわかりやすい仕事の指示は、誰にとっても理解しやすく、発達障害の人が働きやすい職場は、万人にとって働きやすい。ダイバーシティの時代に、誰もが能力を発揮できる職場環境は、意外とそこから生まれるのかもしれない。

 図は“アイスクリーム課題”と呼ばれる発達心理学で定番の課題。BはAが公園に行ったと思っていると考える。標準的にこの問題は、小学校低学年でクリアできるといわれているが、広汎性発達障害傾向のある人はクリアできる年齢が遅れがちで、ときには大人でもわからないことがある。詳しい診断は専門医に任せるべきだが、こういった課題のほか、HPの簡単なチェックシートで発達障害の可能性を探ることができる。

 ●自閉症スペクトラム指数自己診断

 http://www.the-fortuneteller.com/asperger/aq-j.html

 ●ADHD.co.jp

 http://adhd.co.jp/otona/

 (「こころとそだちのクリニック むすびめ」院長 田中康雄 構成=Top communication)

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