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松井「日本代表する投手に」 楽天が交渉権
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プロ野球のドラフト会議が10月24日、東京都内で開かれ、速球とスライダーを武器に昨夏の甲子園大会で新記録となる1試合22三振を奪った注目の左腕、松井裕樹投手(17)=神奈川・桐光学園高=は、日本ハム、DeNA、ソフトバンク、中日、楽天の5球団が1位指名で競合した末に楽天が交渉権を手にした。松井は「小さな目標を一つ一つクリアして、日本を代表する投手になりたいと思っている」と話し、早速、入団を意思表示。星野仙一監督(66)の気迫と田中将大投手(24)の技術を学び、球史に残る屈指の左腕を目指していく。
楽天の交渉権獲得が決まると、松井は緊張した面持ちで川崎市内の校舎に設けられた会見場に現れ、「パ・リーグで優勝した強いチームに指名していただいてうれしい。光栄です」と話した。そして、テレビで見守った抽選の経過を「わくわく、どきどきした。マウンドより緊張した」と振り返った。
12球団OKの姿勢を打ち出しており、「プロでは勝てる投手を目指す。10年後は球界を代表する投手になりたい」とすでに入団を前提にしている。
楽天のエース・田中は目標とする投手。「今年は負けていないし本当にすごい。(試合で)力を入れる場所を分かっている。マウンドでどんなことを考えて投げているのか聞いてみたい」と目を輝かせる。
星野監督についても「現役時代は気迫の投球をされていたと聞いている。自分も気持ちで負けない投手になりたいと思っている」と手本の一人に挙げた。「怖い印象は?」と聞かれると「いや、大丈夫です」といたずらっぽく笑った。
また東北のファンには「少しでも自分がチームの力になれるよう頑張りたい」と気持ちを伝えた。
会見後には、楽天の福田功スカウト部副部長らが指名あいさつに訪れ、「夢を夢とするなかれ」という星野監督の直筆サイン入り交渉権確定用紙を手渡された。
その星野監督は松井の指名が確定した瞬間、顔を紅潮させて満面の笑みを浮かべた。「今年は攻めてリーグ優勝したわけだから(ドラフトも)外れてもいいから攻めようと思った。(立花陽三球団社長がくじを引き)おれがやったわけじゃないけど、夢を見ているような感じ」と最高の結果を喜んだ。
「球団が決まってホッとしたというのが一番。プロ野球選手になるという小さい頃からの夢に一歩近づいた感じです」
甲子園を奪三振でわかせた左腕が、いよいよプロの世界に挑む。(SANKEI EXPRESS)