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【お台場メール】「永遠のゼロ」の百田尚樹氏ノンフィクションをドラマ化

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【お台場メール】「永遠のゼロ」の百田尚樹氏ノンフィクションをドラマ化

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 小説「永遠のゼロ」が大ヒット中の人気作家、百田尚樹氏の傑作ノンフィクションが市原隼人主演でドラマされる。2月22日(土)午後9時から放送する「『黄金のバンタム』を破った男~ファイティング原田物語~」は、日本人初の二階級制覇を成し遂げた不世出のプロボクサー、ファイティング原田氏の人生を、母・ヨシ(伊藤蘭)との親子愛、師匠・笹崎(片岡鶴太郎)との師弟愛を軸に描いたヒューマンドラマだ。

 市原にとっては同じ百田氏原作映画「ボックス!」以来4年ぶりのボクサー役。撮影開始数週間前から原田氏の直接指導を受けて猛練習に励み体を作っていた。試合のシーンは本物のプロボクサーや格闘家を相手に実際にパンチを浴びながら撮影。「今を生きる多くの方々の魂に火を灯す作品」と語った市原の気合の入った演技は必見だ。

 今では原田氏の現役時代を知る日本人も数少なくなったが、1960年代カラーテレビ放送創世記には、原田氏の試合中継は歴代視聴率ベスト30のうち、なんと6つも!ランクインするほど日本中が熱狂した。そのうち、“黄金のバンタム”ことエデル・ジョフレとの試合(2度目)は、あの力道山VSデストロイヤーのプロレス試合につぐ歴代5位の63.7%という驚異の視聴率だった。

 当時のチャンネル数が少なかったことも数字に影響しているが、敗戦の痛手から立ち直ろうとしていた1960年代の“日本国民の夢”をファイティング原田が背負っていたのかもしれない。「努力は必ず報われる。練習は裏切らない。その事を証明するためにも、何が何でも勝ちたかった」。原田氏の言葉を頭の片隅に置きながら、ぜひご家族と一緒にご覧いただきたい。(フジテレビ広報部 瀧澤航一郎/SANKEI EXPRESS (動画))

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