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1位はオウム 警視庁職員が「重大事件総選挙」

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1位はオウム 警視庁職員が「重大事件総選挙」

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オウム真理教による地下鉄サリン事件。営団地下鉄日比谷線八丁堀駅のホームで倒れこむ被害者=1995年3月20日、東京都中央区(奥清博撮影)  警視庁は創立140周年を記念して、100の重大ニュースを選び、全職員の投票でランキングした。明治10年の西南の役から昨年(2013年)の台風26号による伊豆大島災害まで、首都・東京の治安の歴史を振り返る初の試み。圧倒的な得票を集めた1位は、1995年の地下鉄サリン事件などで国内外を震撼(しんかん)させたオウム真理教事件だった。

 140年記念、5万人投票

 ランキングは事前に選んだ100の事件・事故、災害から、全職員約5万人が3つずつ選んで投票したもの。回収率は91%。

 1位のオウム事件は、全職員の約4割にあたる20999票を集めた。地下鉄サリンなど一連の事件では死者29人、負傷者6500人超の被害を出しており、投票理由では「平和といわれていた日本で発生し、世界中に衝撃を与えた」(30代男性)、「部や所属を越え、警視庁が一つになって戦った」(40代男性)との声が目立った。

 17年後の2012年1月と6月には特別手配中の平田信(49)と菊地直子(42)、高橋克也(56)の3被告を逮捕。この逮捕劇も6位に入った。

 「人生観変わった」

 2位だった東日本大震災の被災地には、現在も機動隊員らが派遣されている。「人生観を変えさせられた。警察官であることを超え、これからの人生においていつ何が起きるかを考えさせられた」(30代男性)との意見が寄せられた。

 昭和を象徴するあさま山荘事件は3位、3億円事件は4位に。7位の世田谷一家殺害事件と10位の八王子スーパー強盗殺人事件は警視庁が位置づける「三大未解決事件」に入っており、「何としてでも解決するという職員の意気込みが感じられる」(警視庁幹部)。

 100の重大ニュースは5月6日まで、東京都中央区の警察博物館でパネル展示されている。(SANKEI EXPRESS

 【警視庁職員が選んだ十大事件】

1位  地下鉄サリン事件(1995年3月)など一連のオウム真理教事件

2位  東日本大震災(2011年3月)

3位  あさま山荘事件(1972年2月)

4位  3億円事件(1968年12月)

5位  大喪の礼/即位の礼・大嘗祭(1989年2月~90年11月)

6位  オウム真理教事件特別手配3人の逮捕(2012年1月~6月)

7位  世田谷一家殺害事件(2000年12月)

8位  秋葉原無差別殺傷事件(2008年6月)

9位  西南の役(1877年2月~9月)

10位 八王子スーパー強盗殺人事件(1995年7月)

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