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「マイノリティー」な人に寛容でいたい でんぱ組.inc
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アイドルが歌い踊るライブ&バー「秋葉原ディアステージ」から飛び出したグループでんぱ組.incが、夢であった日本武道館公演を前売り即日完売で大成功させた。路上からのシンデレラ物語を実現した状況を、鍵となるプロデューサー、福嶋麻衣子(もふくちゃん)に聞いてみた。
――武道館達成は驚きでした
「本当に奇跡のように感じています。まさに手作りといったユニットが巻き起こした壮大な物語ですね(笑)」
――道のりは簡単なものではなかった?
「秋葉原やアイドルといったことに対する偏見は根強かったです。偏見を払拭するまでの期間が一番つらかった。いつのまにか時代の流れともマッチして、RPGゲームをプレーしているかのようにいろいろな方々を巻き込みながら進んでいきました」
――他の秋葉原系アイドルがけしてやらない渋谷系の曲がブレークのキーになった?
「小沢健二さんの『強い気持ち・強い愛』は、渋谷の路上でライブをするというイベントがあり、公園通りにふさわしい曲をセレクトしました。それがハマったんです」
――秋葉原発のクールジャパンが転換期にきてるのでしょうか? ライブでは入場時にアニソンがかかり、従来の秋葉原テイストも感じましたが、どこに向かっているのでしょうか?
「秋葉原的な感性は、以前とはまた状況が違いますね。ですが何にしても『マニアック』『マイノリティー』かもしれない人々に寛容でありたい、そう考えています」
――海外にもずいぶん進出してます。反応の質は? どの部分が受けてますか?
「今年は、東アジア文化都市2014横浜の親善大使ということもあり、アジアを始めとした海外には積極的に展開していきます。ウケる部分は、日本と同じです。海外でも日本でも楽しいとかかわいいという感覚は共通している部分があると思っています」
――新曲はジャパネスクを意識したものに感じました。どのような理由で。
「カップヌードルのCM曲ということで、内容が『現代の侍』というコンセプトがあり、もともとでんぱ組が持っているジャパニーズカルチャー感をミックスしたものを作りたいと思い、できあがりました。今後は、日本ポップカルチャーを牽引する存在になっていけたらと考えています」(アーティスト・作詞家 サエキけんぞう/SANKEI EXPRESS)