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科学
「世界最大の恐竜」化石発見 全長40メートル 体重は象15頭分!
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アルゼンチン・パタゴニア地方で見つかった恐竜の化石=2014年5月16日、パタゴニア地方のラフレチャ砂漠(ロイター) 南米アルゼンチン南部のパタゴニア地方で、このほど白亜紀後期(約9500万年前)の地層から恐竜の化石が見つかった。パタゴニア地方のトレレウにある「エヒディオ・フェルグリオ恐竜博物館」は、大腿(だいたい)骨などの大きさから、これまで発見された中で世界最大の恐竜とみられると発表した。全長は約40メートルで、体重は約80トンと推定される。AP通信などが伝えた。
この恐竜は、白亜紀に生息していた首と尾が長く、草食の「ティタノサウルス」と呼ばれる進化型の竜脚類恐竜の一種。まだ命名されていない。
体長132フィート(40メートル)、歩行時の高さは約66フィート(20メートル)で、ビル6階の高さに相当する。また、体重はアフリカ象14、15頭分に相当するという。
化石は、パタゴニア地方のトレレウの西部にあるラフレチャの砂漠で地元労働者が見つけ、古生物学者らが調査していた。この場所では2013年1月からエヒディオ・フェルグリオ恐竜博物館の専門家チームによって発掘作業が続けられていた。
専門家チームが約150本の化石を発掘し、「非常に長い首と尾と小さな頭蓋骨を持ち、四足歩行していた」と推測。大腿骨の長さから「地上に生息してきた動物の中で最も大きかった」と結論づけた。
≪9500万年前 太古の世界に興奮≫
同じ白亜紀後期に生息し、これまで史上最大級とみられていたアルゼンティノサウルスの推定体重約70トンを上回るとみられる。アルゼンティノサウルスはかつて100トンに上るとみられていたが、最近の研究結果ではもっと軽かったと見積もられている。
ロンドン大学の古生物学者、ポール・アップチャーチ氏は「大腿骨の外周から推測する大きさは、より信憑(しんぴょう)性が高い」と話し、アルゼンティノサウルスの大腿骨とほぼ同じで外周は43.3インチ(1.1メートル)あるとした。大腿骨の長さは2.4メートルで、人間の身長をはるかに上回る。
英紙インディペンデント(電子版)によると、化石は頭部、首や尾の一部を除く部位が見つかった。
アップチャーチ氏は「少なくともアルゼンティノサウルスとほぼ同じ大きさの新種だろう」と話す。ただ、「完全な骨格は見つかっておらず、大きさ(やそれに伴う体重)を確定させるためにはさらに材料が必要だ」としている。
現存する最大の生物はシロナガスクジラで、大きいものは体長30メートル以上、体重100トンを超える。(EX編集部/撮影:ロイター/SANKEI EXPRESS)