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【ブラジルW杯】運命の一戦「奇跡信じる」「もう無心」 あすコロンビア戦
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【C組】運命のコロンビア戦に向けた日本代表の練習を見詰めるアルベルト・ザッケローニ監督(中央)=2014年6月22日、ブラジル・サンパウロ州イトゥ(共同) サッカーのワールドカップ(W杯)ブラジル大会で1次リーグ敗退の危機にある日本は6月22日、ベースキャンプ地イトゥで約2時間調整し、24日午後4時(日本時間25日午前5時)開始の1次リーグC組最終戦のコロンビア戦に向けて戦術練習などを行った。日本は2試合を終えて1分け1敗の勝ち点1でC組3位。決勝トーナメント進出は首位のコロンビアに勝った上で、さらに他の試合の結果次第となる。コロンビアとの過去の対戦成績は日本の1分け1敗。
22日の練習前にはミーティングを行い、コロンビアの試合映像を見るなどして対策を確認した。報道陣に公開された冒頭では、本田圭佑(けいすけ、28)らが5人一組でのボール回しやシュート練習に取り組んだ。21日が休養日で2日ぶりの全体練習となった。主将の長谷部誠(30)は「他力の部分はあるけど、勝って次に行くという強い気持ちを全員がどれだけ持てるかで変わってくる」と気合十分に話した。
日本はコロンビア戦では、ゴールラッシュを期すしか活路がない状況だ。アルベルト・ザッケローニ監督(61)が強調する「勇気とバランス」が問われる集大成の一戦になる。窮地にあっても、日本の大黒柱である本田は「奇跡を信じている。その先に自分が発言してきたこと(W杯優勝)がかなう可能性もゼロじゃない。今も信念は曲げるつもりはない」と言い切った。
右サイドでの先発出場が予想される攻撃のキーマン、岡崎慎司(28)は22日、明るい表情で練習場に姿を現し、「考えることには疲れた。もう無心でやる。無心でボールを受け、少しでも前に運ぶ」と、吹っ切れたような表情で話した。
練習前のミーティングでザッケローニ監督が訴えたことはシンプルだった。「相手のことを考え過ぎず、今まで4年間やってきたことを思い切って出そう」「走り勝とう」
内田篤人(26)も「大事なのはまず自分たち」ときっぱり。伊野波(いのは)雅彦(28)は「相手ありきの練習をやりすぎ、それを頭に入れすぎた選手が多すぎた」と語った。今野泰幸(31)は「躍動感のある、生き生きするようなサッカーをやりたい。それは皆が思っている」とチームの思いを代弁した。
既に1次リーグ突破を決めたコロンビアはメンバーを入れ替えてくる可能性もあるが、控え選手も実力者ぞろいで決して侮れない。日本は1対1や球際の勝負で絶対に負けない覚悟がいる。
確率的には極めて厳しい状況だが、諦めている選手はいない。今こそ無心でぶち当たれ!(SANKEI EXPRESS)